【40時間レビュー】忙しいけど楽しい!『風のバザール』

レビュー

今回は8月28日に発売した牧場物語 Let’s!風のグランドバザールを40時間プレイしたのでレビューします。

1. 私のプレイ状況

項目内容
進捗未クリア(バザールの評価ランク5)
プレイ時間40時間

2. ざっくり紹介

「牧場物語 Let’s!風のグランドバザール」は、2008年発売のDS版『ようこそ!風のバザールへ』をベースに、シリーズ最新作としてフルリメイクされた作品です。舞台は風薫る山間の「そよかぜタウン」。かつて“世界一”と称されたバザールは今や閑古鳥が鳴いている状態。主人公として移住し、牧場で作物や動物を育てつつ、週に一度のバザールで収穫物を販売。交流や恋愛を育みながら町を再興し、再び活気ある市場を取り戻す冒険が待っています。

3. レビュー

皆さん気になるのは「このゲームって楽しいの?」ですよね。前作『オリーブタウン』は牧場物語ではなく「工場物語」とまで言われた作品でしたからね。個人的には農作をスプリンクラーで自動化できたりして、結構楽しめました。『ワンダフルライフ』?知らない子ですね。
そんな暗黒期を乗り越えて発売された最新作(リメイク)『風のバザール』ですが、個人的には過去作で一番のお気に入りと言っても過言ではありません。

本作の特徴 バザールとは?

今作の一番の特徴は、毎週土曜日に開催される「バザール」です。もともとこの言葉は中東諸国や中央アジア、インドにある市場を指すそうですね。本作の目標の一つは、かつて“世界一”と言われたバザールを取り戻すこと。
バザールには7つの評価ランクがあり、開始直後(ランク1)では並ぶ商品も少なく、通行人もまばらで「これ本当に世界一だったの?」と思うほどです。住人の依頼をクリアして新しい店を出店してもらったり、多くのアイテムを出品することで、徐々に人が集まるようになります。私は40時間プレイしてランク5。効率を意識したわけではなく、作物を育てて料理して売る……を繰り返していたら、自然と上がっていました。

出荷箱の代わりにバザール

牧場物語といえば、作物や採取物を毎日「出荷箱」に入れて翌朝換金するのが定番ですよね。その資金で種を買い、道具を強化して効率化を図る――そんなループ。しかし今作では、この出荷箱の役割を担うのが「バザール」です。町の店でも売却はできますが、評価ランクを上げるためにも、バザールを活用するのがオススメです。

スローライフ?いや、走り回るライフ!

よく耳にする「スローライフ」を期待して本作を買おうと思っている人は、ちょっと考え直した方がいいかもしれません。なぜなら、このゲームはスローどころか結構忙しい!
そこら辺のハーブで作ったスープを飲んで(なぜか足が速くなる)、町中を走り回り、資材を集めて加工して、バザールに並べる……これが基本の流れです。のんびりしている暇なんてありません!このサイクルをいかに効率的に回すかが、本作の面白さの一つです。
とはいえ「スローライフ」要素がゼロというわけではなく、釣りや虫取り、住人との会話なども楽しめます。特に住人にはそれぞれ好感度があり、上がるとイベントが発生。しかもフルボイス!一部の住人とは恋人になれて、最終的には結婚までできます。有名声優さんのキャラと結婚できるなんて、なんて素晴らしい作品なんでしょう。
ちなみに私は過去5作くらい遊んでいますが、結婚まで行ったことはありません……作物や動物の世話で手一杯なんです。あ、でも『ルーンファクトリー』ではあります。あっちは牧場要素がメインじゃないので。

まとめ

私情も挟みましたが、本作は過去作にはまった人なら間違いなく楽しめる作品です。発売から2週間以上経ち、気になっていた方の多くはもう買っていると思いますが、セール待ちや購入を迷っている方にとって、この記事が少しでも判断材料になれば幸いです!

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