歩くのってこんなに難しい?『Baby Steps』で試されるリズム感

ゲーム紹介

1. ゲーム紹介

『Baby Steps』は、「歩く」こと自体をテーマにしたユニークなゲームです。主人公ネイトを操作し、一歩ずつリアルな物理挙動で山を登っていくというシンプルな内容ながら、その難しさと面白さに多くのゲーマーが注目しています。左右の足を個別に操作する独特のシステムによって、小さな段差でもつまずいて転んだり、予想外の動きをしたりするのが本作の魅力。まさに「歩くことをシミュレーションする」新感覚のプレイ体験です。
開発は『Getting Over It』で知られるベネット・フォディをはじめ、挑戦的なゲームを手掛けてきたクリエイター陣。だからこそ「シンプルなのに奥深い」体験が実現されています。敵や体力ゲージはなく、ゲームオーバーも存在しません。あるのは自分と足さばきの挑戦だけ。転んで笑い、また立ち上がる…そんな過程そのものが楽しさになっています。さらに、のんびりとした山の景色や自然音も大きな魅力。プレイヤーはただ歩くだけで、思わず没入してしまうほどの癒しや達成感を味わえる「笑えて、集中できて、心地いい」不思議な魅力をもった作品です。

2. 基本情報

項目内容
タイトルBaby Steps
開発元Bennett Foddy、Gabe Cuzzillo、Maxi Boch
ジャンルアドベンチャー、インディー
発売日2025年9月8日
プレイ人数シングルプレイ
価格未定
対応プラットフォームPC(Steam)、PlayStation 5

3. 注目ポイント

  • 「歩く」ってここまで難しいの?

プレイヤーはネイトの左右の脚を個別に操作。小さな坂道や段差ですらつまずいて転ぶリアルすぎる物理動作がクセになります。笑いと挑戦心を同時に呼び起こす独自の爽快感が魅力です。

  • 難易度はあなた次第の「自己設定型チャレンジ」

フォディ氏は「イライラゲーにするつもりはない。難しくしたいなら自分でそうすればいい」と語っており、プレイヤーが自分のペースで挑むスタイルが前提になっています。これまでの彼の作った「いたずらゲー」とは一線を画す、優しい設計です。

  • 山の景色と没入する静かな瞑想感

無目的に山を歩くだけ。死ぬことも巻き戻しもない、ただ一歩一歩を刻むだけの自由な世界。自然の景観や動物、小さな環境が心に染みるようで、「瞑想的ゲーム体験」としての奥深さを感じられます。

4. まとめ

『Baby Steps』は、まさかゲームで「歩く」という動作そのものがプレイヤーに挑戦を促すとは思わなかった、まさに予想外の楽しさが詰まった作品です。個人的には、転ぶたび笑いながらも、少しずつ歩き続ける自分に気づく瞬間が最高に心地よかったです。難易度は自分で決められるから、自分のペースで楽しめるのも嬉しいポイント。リラックスしつつも「次こそは!」とついつい再チャレンジしたくなる魔性があり、インディーならではの愛情を感じます。リテラルに一歩一歩を楽しむこの感覚、ぜひ記事読者さんにも味わってほしいです!


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