ざっくり紹介
人類が存亡の危機に立たされた未来、コロニー船「カシオペイア号」は未知の惑星「くじら座タウ星f(Tau Ceti f)」を目指して旅立ちます。ところが、航行中に思わぬ事故が発生し、船は墜落。乗員たちは、過酷な惑星で生き延びるための戦いに挑むことになります。
この惑星には、人類に擬態する異形の存在が潜んでおり、仲間の中に誰が本物なのかもわからないという恐怖と疑心暗鬼が広がります。
プレイヤーは5人の登場人物を切り替えながら物語を進めていき、それぞれの選択が運命を大きく左右します。従来のインタラクティブドラマ要素に加え、ステルスや探索を重視したサバイバルホラーとしての緊張感も味わえる作品です。
シリーズの新しい方向性を感じさせる、注目のタイトルとなっています。
基本情報
- タイトル:Directive 8020
- 開発元 / 出版元:Supermassive Games
- ジャンル:インタラクティブドラマ / サバイバルホラー
- 発売日:2026年上半期
- プレイ人数:1〜5人(オンライン / ローカル対応)
- 価格:未定(通常版 / デジタルデラックス版が予定されています)
- プラットフォーム:PlayStation 5 / Xbox Series X|S / PC(Steam)
- バージョン:Digital Deluxe Edition には衣装・フィルター・アートブックなどの特典が含まれています
注目ポイント
1. 「ターニングポイント」システムで選択を巻き戻せる
本作から新たに導入された「ターニングポイント」システムでは、物語の分岐点で下した重要な決断を“巻き戻して”別の選択を試すことができます。
これにより、シリーズでおなじみの「選択の重み」を保ちながらも、より自由に物語を掘り下げることが可能になっています。失敗を恐れずに挑戦できるため、ストーリーをより深く楽しめるのが魅力です。
2. ステルス要素が加わった緊張感のあるホラー体験
『Directive 8020』では、従来のようなボタン入力によるアクションに加えて、ステルスや探索要素が大きく進化しています。
敵の目を避けながら行動したり、音を立てずに進んだりといった緊迫した場面が多く、プレイヤーの判断力と集中力が試されます。
宇宙という閉ざされた環境ならではの孤独感と恐怖が、よりリアルに感じられる仕上がりです。
3. 仲間を信じられない“疑心暗鬼”のドラマ
クルーの中には、人間に擬態した異形の存在が紛れ込んでおり、「誰が本物なのか」「誰を信じていいのか」といった不安が常につきまといます。
マルチプレイでは、各プレイヤーが異なるキャラクターを操作し、それぞれの視点で物語を体験することになります。
限られた情報の中で信頼と裏切りが交錯する展開は、プレイヤー同士の心理戦を一層スリリングなものにしています。
まとめ
『Directive 8020』は、Supermassive Gamesが手掛ける新たなインタラクティブホラー作品です。
選択を巻き戻せる「ターニングポイント」や、ステルスを取り入れた新しい恐怖体験など、これまでのシリーズを進化させた意欲的な試みが詰まっています。
宇宙という孤立した舞台で描かれる人間ドラマは、プレイヤーの心理を強く揺さぶることでしょう。
発売が延期されたぶん、完成度にも期待が高まります。正式リリースの日が今から待ち遠しいですね。

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