オクトパストラベラー0をクリアしたのでレビューしていきます。本作をプレイして感じた良いところや気になったところを私なりにまとめました。なお、私は本作がシリーズ初で過去作との比較はできませんのでご承知おきを!
1. どんなゲーム?
『オクトパストラベラー0』は、スクウェア・エニックスが手がけるRPG「オクトパストラベラー」シリーズの最新作で、シリーズの原点に迫る物語が描かれる作品です。HD-2Dと呼ばれる、ドット絵と3D背景を融合させた独特のビジュアル表現はそのままに、よりドラマ性の高いストーリーが展開されます。
過去作では、複数の主人公たちがそれぞれの事情や目的を抱えながら旅をし、その物語が交錯していく構成だったようですが、本作ではプレイヤー独自のキャラクターが主人公となって物語が展開されていきます。
詳細は以下の記事をご確認ください!
2. プレイした感想
2.1. ストーリーについて
主人公はオルステラ大陸のウィッシュベールと呼ばれる田舎町で両親や幼馴染スティアと兄貴分フェン達と穏やかな日常を送っていました。そんな中突如、町に存在する伝説の指輪を狙って、英雄タイタスが率いる緋翼兵に襲われて、両親や多くの仲間が亡くなります。
物語を進める中で襲撃の裏には英雄タイタス以外にも大富豪ヘルミニアと劇作家アーギュストも関与していたことがわかります。序盤は3人への復讐とウィッシュベール復興するためストーリーを並行して進めることになります。こういったストーリーが全部で4節存在しています。
1節が上記の復讐劇、2節がオルステラ大陸内のいざこざ、3節が復讐したことでおこるストーリー、4節が世界をまたにかけたいざこざ。です。各節から次の節への布石もきれいにできあがっています。
ただし4節だけは微妙ですね。3節で敵対していたキャラがいきなり仲間になったり、1節から登場していたキャラが突然死にます。しかも「殺す意味あった?」という感じです。物語を盛り上げる必要があるなら納得できるのですが…
とはいえ、熱い展開や感動する場面はもちろんあります。個人的に1節のウィッシュベール復興ストーリーは泣きながらプレイしました。
2.2. ゲームバランスについて
まずは本作の戦闘について解説します。基本的にはコマンドバトルです。コマンドと聞くと単調になるとでは?と感じる方がいると思いますが、独自の「ブレイク&ブースト」システムを採用されており戦略性のあるバトルが楽しめます。
バトルはターン性で速度順に行動するのですが、敵にはシールドと弱点(例えば剣や弓、炎や氷魔法など)があって弱点で攻撃するとシールドが削れ、0にすることでブレイクできます。ブレイクするとそのターンと翌ターンは行動不可+被ダメージが増加するため、ここが一番の攻撃チャンスです。
また通常攻撃ではシールドを1つしか削れませんが、BPを使う(ブースト)ことで通常攻撃を連撃にしたり、キャラ毎のアビリティを強化できます。BPの使いどころやブレイク前にバフ(味方の強化)/デバフ(敵の弱体化)を掛けることで戦闘を有利に進めることができます。
敵によって弱点は違い、仲間キャラも使える武器も違うため、武器やアビリティをもとにPT構成を考えるのも本作の楽しみです。

ここからはゲームバランスについて話します。
最終的に仲間は30人以上になるのですが、序盤は8人(PTの上限)揃えることもできず、強力なアビリティもありません。仲間はストーリーの進行によって発生するサブストーリーでしか増えないため序盤はかなりシビアです。個人的には8人揃ったくらいが楽しい戦闘のピークです。
ここを乗り越えると少しずつ崩壊していきます。例えば初めから敵全体に弓で5~8回攻撃するアビリティを使えるキャラがいます。通常攻撃ではシールドを1つしか削れないのに一度に5~8シールドを削れます。
これが壊れています。今までは如何に通常攻撃とアビリティを使ってシールドを削るか戦略を立てていたのが途中から脳みそを使わずこのアビリティを連打することになります。
一応、極意化と呼ばれるキャラ固有のアビリティを他のキャラでも使用できるようにする機能があるのですが、これにも制約があるため、結局強力なアビリティを持つメンバーでPTが固定されます。
更に主人公はジョブを変えることができるのですが、何故か強力なキャラの使える武器が剣と槍に偏っています。そのためゲームの性質上、主人公は剣と槍以外を使えるジョブになります。せっかく主人公はジョブを選択する楽しみがあるのにこれにはがっかりです。
2.3. ボリュームについて
これは文句なしです。上述の通り、4節のメインストーリーとサブストーリーも存在しています。
私はメインストーリーと仲間が加わるサブストーリーはクリアしました。
その結果が90時間です。これだけでも十分なボリュームであることは伝わると思います。
さらにウィッシュベールは自由にカスタマイズできたり、闘技場などのやりこみ要素もあります。
私はSteam版ですが実績を37中27の達成しているので全て解除するならかなり時間がかかると思います。
3. おわりに
今回はオクトパストラベラー0をクリアしたのでレビューをしてみました。
主人公は自分の分身で遊びたい派のは私としてはオリジナルキャラクターで遊べる嬉しいです。
ただし、ジョブを固定化しないといけないのは残念です。バランス調整が難しいのはわかるのですが「強力なキャラの使用武器が偏っている」のが見えてしまうということに不満を感じます…
戦闘システムは面白いし過去作に興味はありますが、RPGはがっつり時間をかけないと楽しめないのが難しいところですよね。少なくともレビュー記事にする場合はそれ以上かかるのでやるとしても裏でコツコツやろうと思います。


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