1. ゲーム紹介
世界が終焉を迎えようとする中、人類の終末を待ち望む宗教組織『終点教団』。その教祖が何者かに殺害され、不完全な復活を遂げた主人公(教祖)は、残り4日という命を賭けて、自分を殺した犯人を探す運命に巻き込まれます。舞台は終天教国。信者たちが築き上げた小国で、教祖の復活を告げた「天使」と名乗る二人組に導かれ、プレイヤーは容疑者である5人の教団幹部の中から一人をルートとして選び、真相に迫ることに。本作の大きな特徴は、選んだ幹部によってゲームジャンルが大きく変わるところです。ステルスアクションホラー、推理アドベンチャー、マルチ視点ノベル、恋愛ADV(?)、そして極限脱出アドベンチャー…なんと一作で5種類のアドベンチャーゲームが楽しめます。超意欲的なマルチジャンルADVなのです。しかも、それぞれのストーリーとシステムは独立していて、繰り返しプレイしたくなる仕掛けが満載。愛し、疑い、葛藤しながら「自分殺しの犯人」に迫る緊張感溢れる展開…これは見逃せません。この一風変わったアドベンチャー体験、あなたならどの幹部を最初に疑いますか?
2. 基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 終天教団 |
開発元 | Neilo Inc. |
ジャンル | マルチジャンルアドベンチャーゲーム |
発売日 | 2025年9月5日 |
プレイ人数 | シングルプレイヤー |
価格 | \1,000(執筆時点) |
対応プラットフォーム | PC(Steam、DMM)、Nintendo Switch |
■ 通常版とデジタルデラックスエディションの違い
通常版 | デジタルデラックスエディション | スペシャルコレクションボックス | |
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価格 | 6,980円 | 9,180円 | 13,580円 |
収録内容 | ・ゲーム本編 | ・ゲーム本編 ・アートブック ・サウンドトラック | ・ゲーム本編 ・アートブック ・サウンドトラック ・『終天教団』建国記念スノードーム |
補足 | – | – | – |
3. 注目ポイント
- ルートごとにジャンルが変わる新感覚ADV
一作でステルスホラー、推理ADV、マルチ視点ノベル、恋愛ADV(?)、極限脱出ADVの5種類が楽しめる構成。プレイヤーの選択が体験そのものを左右し、新鮮な気持ちが味わえます。
- 犯人探し+感情の葛藤
容疑者である幹部たちは個性的で魅力的。「自分を殺した犯人」として疑いながら、一緒にストーリーを進める中で「犯人であってほしくない」と感じることも。そんな葛藤が深い体験を生むポイントです。
- 企画脚本に豪華クリエイター陣
『ダンガンロンパ』『ハンドレッドライン』などのシナリオを手掛けた小高和剛氏が企画原案・構成・一部シナリオを担当。さらに各ルートごとに異なる演出が盛り込まれ、濃密な物語体験が期待されます。
4. まとめ
『終天教団』は本当にユニークな挑戦作だと思います。教祖として復活した主人公が犯人を探す、5つのジャンルが融合した構造…まるで1本のゲームに5本のゲームが収録されているような贅沢さを感じます。そして、ただの犯人探しに留まらず、「犯人かもしれない」と思いつつ、一方で「好きになってしまう」その葛藤。これが物語とゲームシステムの両方から濃厚に立ち上がってくるのがすごい。まだ発売前ですが、公式情報や公開されているインタビューからもかなり作り込まれていることが伝わってきます。発売日にプレイできる日が楽しみで、今から期待値がぐんぐん高まっています!
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