1 ざっくり紹介
『エアポートコントラバンド』は、南国の島にあるカルドーラ空港で税関職員となり、乗客と貨物を調べる一人称視点のローグライク税関検査シミュレーションです。パスポートや申告書を確認し、乗客へ質問し、手荷物を開け、貨物の重量や内容を照合します。すべてのスーツケースが危険物を隠している可能性があり、限られた情報から通過、追加検査、押収を判断します。
職務の目的は空港の秩序を守り、密輸品を見逃さないことですが、プレイヤー自身が常に正義を選ぶとは限りません。地元の犯罪組織から危険な依頼を受け、怪しい乗客や荷物を意図的に見逃して利益を得る選択肢もあります。正しい判断を積み重ねて当局の信頼を得るか、目先の金銭へ手を伸ばすかによって、その日の検査は単なる間違い探しではなくなります。
検査対象と出来事は毎回同じ順序で並ぶ固定シナリオではなく、日々の選択と状況変化を繰り返すローグライク構成です。密輸犯の手口は巧妙になり、目視だけでは判断しにくい品物も登場します。化学検査、X線、UVランプ、ナイフ、ハンマー、バールなどの装備を使い分け、抵抗する容疑者には手錠やテーザー銃で対処します。検査手順と突発事態が一つの勤務へ組み込まれています。
2 基本情報
| タイトル | エアポートコントラバンド |
|---|---|
| 開発元 | DRAGO entertainment |
| 発売元 | DRAGO entertainment / Shochiku |
| ジャンル | ローグライク/税関検査シミュレーション |
| 発売日 | 2026年10月29日 |
| 対応機種 | PC(Windows/Steam) |
| プレイ人数 | 1人 |
| 価格 | 通常価格2,250円(リリース記念で11月12日まで2,025円) |
3 主な特徴
3-1 書類・尋問・手荷物・貨物を段階的に検査
検査は一つのボタンで正解を判定する方式ではありません。パイロットや乗客の書類を読み、申告内容と質問への回答を比べ、手荷物の中身や貨物の重量を確かめます。小さな不一致が密輸の手掛かりになる一方、疑いだけで全員を拘束すれば職務を適切に果たしたとは言えません。複数の証拠をつなぎ、どこまで調べるかを決める過程が中心です。日常的な確認作業の中へ犯罪捜査の緊張を落とし込んでいます。
3-2 法を守るか、犯罪組織の依頼を受けるか
正規の手順で密輸品を押収すると当局からの信頼が積み上がり、空港の秩序維持につながります。一方、犯罪組織は荷物を通す、怪しい人物を見逃すといった高リスクな依頼を持ちかけます。利益のために不正を選べば、その場では得をしても勤務全体の立場が変わります。善悪を選ぶ会話だけでなく、実際の検査結果を操作する形で選択が表れるため、見つけた密輸品をどう扱うかまでプレイヤーの判断になります。
3-3 X線・化学検査・工具で隠し場所を暴く
密輸品が目に見える場所へ置かれているとは限りません。X線で内部をスキャンし、化学検査で物質を調べ、UVランプで痕跡を探します。ナイフ、ハンマー、バールなどを手に入れると、通常は開けられない場所や偽装された収納へ踏み込めます。道具の種類が増えるほど検査の選択肢が広がりますが、すべてを闇雲に壊すのではなく、書類や受け答えから疑わしい箇所を絞り込むことが効率的な摘発につながります。
3-4 抵抗する容疑者への現場対応
検査が必ず穏便に終わるわけではなく、疑いをかけられた人物が抵抗して状況が悪化することがあります。その場合は手錠やテーザー銃が最後の対処手段になります。机上で書類だけを比べるゲームではなく、空港内で起こる緊急事態へ一人称視点で対応する要素があります。通常業務の観察力と、事態が動いた瞬間の判断を切り替える必要があり、静かな検査と直接的な制圧が同じ職務の中で連続します。
4 どんな人に向いているか
書類の矛盾を探す作品、手荷物検査や犯罪捜査、手順を守るシミュレーションが好きな人に向いています。毎回の状況に応じて法と利益のどちらを選ぶか考え、同じ勤務でも異なる判断を試したい人とも相性があります。純粋な空港経営ゲームではなく、接客やフライト運営より検査と選択が中心です。違反を見つける細かな観察と、突発事態への一人称アクションを一緒に楽しみたい場合に適しています。
5 まとめ
『エアポートコントラバンド』は、書類、尋問、手荷物、貨物を順に調べ、密輸品を摘発する税関シミュレーションです。正規職員として信頼を得る道と、犯罪組織の依頼へ応じる道が同じ検査業務の中で交差します。X線や化学検査、工具、制圧装備を使い、証拠と誘惑の両方を処理するローグライクな勤務を体験したい人に向いた作品です。

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